東京の満員電車解消法を考えてみた。

 

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どーもー ひさしです。

 

先日、東京で初めて通勤ラッシュ時の満員電車を経験しました。

 

一言でいうと地獄でした…

 

これを毎日経験してそうな人は平気な顔して乗ってますが、本望では無いはずです。

 

そこで僕が満員電車問題を少しでも解消出来る方法を考えてみました。

 

最初に言っておきますが簡単に実行できる方法ではありませんが深刻な社会問題として国や企業そして労働者個人が三位一体となって解決しなければいけない問題だと思うので少しスケールの大きな提案もあります。ご了承ください。

 

 

1.フレックスタイム制度の導入の拡大

フレックスタイム制度とは労働者自身が労働時間の長さや時間の配置を決定する事が出来る制度の事。簡単に言えば皆んなバラバラの時間に出勤しようぜ!って事です。

よく考えたら全ての仕事が朝の9時に開始しないといけない理由はありませんよね。

1番活発に動ける朝の時間を自己投資に回したり、子供の送迎をしたり、睡眠時間に充てたり自分が最も有効だと思う事に費やせば仕事の生産性の向上にも繋がると思います。

 

2.指定席導入

お金を掛けてでもゆったり通勤したい人も居るはずです。そんな人の為に指定席を導入したらどうでしょうか?首都圏の平均通勤時間は片道53分と言われてます。

その大半を過ごす車内でゆっくり読書する、朝食をとる、仮眠するなど快適に過ごすことで仕事への満足度も大きく変わってくるのではないでしょうか。

 

3.リモートワーク制度(在宅ワーク)の拡大

そもそも会社へ行かなきゃ出来ない仕事なのでしょうか?家でPCさえあれば完結してしまう仕事は沢山あるはずです。リモートワークが拡大すれば満員電車の解決の他に社員のストレスの軽減、企業側も従業員への交通費の支給をしなくて良くなるので良い事だらけですよね。もちろんEメールや電話で企業とコミュニケーションを取らなきゃいけないのでセキュリティー面での問題もありますが地方も含め可能な限り普及して欲しい制度ではあります。

4.ラッシュ時以外の時間帯は電車賃割引

東京の電車の乗車率のピークは7時30分~8時30分頃と言われてます。これは9時に始業の会社が多いからだと考えられますね。

一部の鉄道会社では「早起き部」と銘打って早起き推奨キャンペーンを展開し、乗車する時間帯によってメダルが付与され、それを貯めると商品券と交換できるらしいですがあまり効果が無いとの事です。だったら例えば「6時台は運賃半額!」とか「9時台は割引き!」とダイレクトに運賃の値下げすれば効果を発揮し乗車率の分散へ繋がるのではないかと思います。

これは鉄道会社の協力が必要不可欠ですがラッシュ時の混乱や安全対策を考慮すれば双方にとって悪くない策なのではないでしょうか?

5.一駅飛ばしで運行する

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山手線では有効な策かもしれません。全ての駅に順番に1~29までの番号を振り分け偶数駅と奇数駅へと分別します。

そしてラッシュ時は内回りは偶数駅しか停まらず、外回りは奇数駅しか停まらない様プログラムすれば最寄りの駅で降りれない人は一駅前から降りで徒歩や自転車で会社へ向かう様になるでしょう。

さすがに最寄り駅で降りる為に遠回りする人は居ないと思います。

一駅前から歩く事で健康促進や今まで知らなかったお洒落なカフェや美味しいラーメン屋などの新たな発見があるかもしれませんね!

 

5.引っ越し

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これが出来たら苦労しませんが一番効果を実感出来そうですね。そもそも徒歩や自転車圏内の場所に住めば満員電車とは無縁になります。上記の案は勤務先や鉄道会社の協力が必要ですがこれに関しては自分の意思で実行できますね。

因みにイギリスの研究によると1日の通勤時間が20分増えると仕事の満足度は給料が19%減るのと同程度の悪影響があるとのデーターがあります。近くに住めば満員電車から解放される以外に様々なメリットを感じる事が出来ると思うので実行可能な方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

6.まとめ

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インドでよく見る電車の上に人が乗っている状態を見て首都圏民は「ありえない」と感じているかもしれませんが地方民からしたら駅員に身体を車内へ押し込まれながら乗車する光景はそれに匹敵する衝撃度でした。

今回挙げた解決案は簡単に実行する事が難しいものばかりである事から問題解決には多くの障害がある事がわかりました。ただ通勤は仕事の満足度と比例すると思います。仕事が理由で鬱や自殺へ追い込まれた人達の原因の一部に過酷な通勤も加担しているのでは無いでしょうか?

先日政府が発表した働き方改革関連法に長時間労働や有給休暇への文言が組み込まれていましたが満員電車や交通渋滞に関しても即急な改革が必要と感じます。

引っ越しや転職が難しい方も健康の為に一駅手前から歩くとか、少し早めに到着し近くのカフェでゆっくりとした時間を過ごすなり小さな改革を進めることが仕事の満足度の上昇や日々の充実へと繫がるのではないでしょうか。